ババブロⅡ

ババァのブログだから、略して「ババブロ」。日々思うことなどの備忘録です。

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ショックで本当に悲しい時は、涙が出ない。

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…って、↑泣いているイラストを貼りつけている件。
ここんとこ、仕事が忙しいので中々更新が出来ません。
前のブログにて、こんな内容を書きましたという
ことを思い出して書きます。

自分の経験です。

 

ここ4~5年ほど、人が亡くなっているので。

この歳になりますと、私の父から始まって

好きな有名人や親戚など
何人も訃報を聞くことが増えました。

 

親しい人や、自分の好きな人が亡くなるって
どう表現したらいいのかな…悲しいって一言では
済まない感情がありますよね。

余りにもショックが大きすぎて、言葉にできない。

 

父が亡くなった時のこと。

父が亡くなった時も、そうでした。もう6年前の話です。

覚悟はしていたけど、亡くなる瞬間を今でも覚えております。
お昼ご飯を食べた後に、母から「すぐに降りなさい!」と
ただ事ではないような声で、携帯電話で呼び出しがかかりました。

本当に、ドラマのあの臨終のようでした。
私は父の手を握っていたけど、臨終になり
段々と、父の手の温もりが消えていき
手が冷たくなり、父が「遠くに行ってしまう」ような感覚でした。

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その直後は、悲しんでる暇などないわけで
霊安室に運ばれて、そのまま葬儀屋に遺体が行って
通夜から葬儀の打ち合わせや、遺影の写真選び
そして、そのまま葬儀屋の部屋で一泊しました。

父の亡骸と共に。

一回、私は自宅に戻ってシャワーを浴びて
葬儀屋に戻ったけど、よく眠れなかったですね。
何があったのか、展開が早すぎて脳がついていけなかったから。

葬儀が終わっても、何日かしても
全く泣けなかったです。

 

帽子の扱いで知った、親の愛。

悲しいってよりも、あの当時は父に
十分な親孝行をしていれば良かった…という
後悔の気持ちが強かったかな。

私がプレゼントした、キャップ(父は野球帽とかが好きで
コレクションがあるほど)を、いつまでも被らずに
大事に飾っていた話を、母から聞かされたから。

それを聞いて、初めて号泣しました。
生前、ちょっと素気なかった気もするけど
不器用な父なので、当時は判らなかった。

初めて知った、父なりの愛情でした。
私は愛されていたんだなって。孤独感をたまに
感じる時は、それを思い出しますね。

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涙が出ない、再び…。

これは、興味が無い人だと正直引くかも知れませんね。

 

涙が全く出なかった時…再びその出来事がありました。
私の大好きなアーティストである、黒沢健一さんの訃報。

この時もねぇ…言葉が出ませんでした。
昼に、yahoo!のアプリでニュースを見て
頭の中が、真っ白になった覚えがあります。

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昼休みが終わる寸前で知ったわけで
長年、彼を応援していてライブもL⇔Rの時代から
何度も遠征したり、握手会とかインストアイベントなども
遠征して行って、話をした思い出も沢山ありました。

 

情けないことに、その次の日は仕事を休んで
しまったけどね(;^ω^)

どうしても、仕事が出来る心の状態じゃなかったから。
本当は行かなきゃダメなんだろうけどね…社会人失格だな。

献花しに東京まで遠征もしてきたけど
その一年は、淡々と仕事をするのが精一杯だった気がする。

 

どう言えばいいのか、戸惑った。

その何か月か後になって、職場の人に
変な誤解を受けてしまったようで、結局は
部署の人らに説明する羽目に…(;^ω^)

あの時は、知ったらドン引きするだろうなって思ったから
あまり言わないでおこうと、必死だったんだけどね。

ブログの更新も、どう言葉に表そうか本当に
戸惑いました。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

何故、涙が出なかったか。

  • 泣いている暇がなかった。
  • 悲しいとかよりも、事態が把握できてなかった。

この2つに尽きるんですよね…。

事態を理解出来なかったし、本当なのに
それを受け入れるのに脳がついて行ってない。

前のブログの時に、これについて
調べまくったことがありました。

グリーフケアと言って、(病気とか災害で)人が亡くなった時
遺族の心のサポートをする物があるということを
知ったんです。黒太文字をタップ↓

www.grief-care.org

グリーフ(悲嘆という意味です)…そういう
専門の知識を持ったアドバイザーの資格に一時期
興味を持ったけど、何たって特殊な感じだったので
断念したことがあります。

でも、今でも興味だけはありますね。

 

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締め。ギュッ。

この記事は、悲し過ぎて涙が全く出ない事態に陥った
私の経験話です。

これは、ショックを受けた当初の
本当に悲しんでいる自分の感情のことなので
一般的ではないことを言っておきます。

まぁ、その何か月…何年後かにようやく事態を理解して
反動で涙が止まらなかったです…
ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!

 

今でもね…忘れられません。

 

感情を表に中々表さない私だけど
この時は、流石にどうしようも無かった。

 

人が亡くなるって、その人が居ないって
やっぱり辛いです。辛いけど、言わずに
表では笑わないといけない時もあるし、人によっては
不愉快に思われるから、中々言いにくいものです。